こんにちこ。会長です。

ある日、友人M君が夢を見たと言う・・・。

その内容とは、

　加護亜依が自分の通う学校に通っていて
　友達なったと言う。彼女は実は母親が
　癌で入院しているのだが、アイドルとして
　稼いだお金で母の面倒と自分の学費を
　払っているのだと言う。それが不憫に見えた
　M君は彼女を支えてあげたいと思った。

その夢から覚めたときM君は、既に
加護亜依のトリコだった。朝から晩まで
加護亜依、加護亜依。親友である俺は
朝から晩まで加護亜依について話を聞かねばならなかった。

そのおかげで俺は以前よりずいぶん
モー娘。ミニモニ、3人祭などに詳しくなった。


…が、ある日M君は突然こう言い放った！

　『俺、加護亜依ファン辞める・・・・。』

　！！！！！？

…なんですと？

当時の彼の口から発せられた
言葉とは考えられなかった。

何故そんなことを言ったのか俺は問いただしてみた。
すると彼はおもむろに語りだした・・・。


その日彼は夢を見た。

その内容とは、

　M君が有名なマジシャンになりモー娘。と
　同じ番組に出演する事になったらしい。
　そして、M君がマジックを見せると言い出した。
　モー娘。一同は『わ〜〜！！』とか言って
　盛り上がってくれた。そしてM君が『3・2・1』と
　数えると、何も起こらない。M君も「おかしいな」と
　思いだしていた。が、自分の手のひらを見ると
　パンツが，，，するといきなり辻が加護に向かって
　『あぁ！！パンツ穿いてない！！』と言い出し
　それに気付いた加護は泣いて走り去ったと言う。

その夢を見て加護亜依は実は悲しさをこらえて
笑顔になっているのだと言う事に気付いたM君は
もう俺の入る余地は無い・・・。と思ったらしい。

確かに加護亜依は悲しい笑顔をしている・・・。

が、俺はその話を聞いて段々腹が立ってきた。
今までの熱烈な思いはなんだったんだ！？
俺に押し付けるほどの思いはなんだったんだ！？

俺は親友としてM君にこう言った。

『そんなぐらいでファン辞めんなや！』

するとM君はこう言った。

…ハイ、これ名言です。皆さん、メモの用意を！！
『夢で恋したんだから、夢で恋が冷めても良いじゃねぇか！』


ここにも一人伝説の男がいたようだ・・・・。